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石垣島の夏を感じた「豊年祭」

おーりとーり!八重山HUBレンタカーのバナナです。
旧暦6月、島は豊年祭の季節。2025年は7月後半~8月中旬までが豊年祭のシーズンでした!
五穀豊穣や無病息災を祈るこの行事は地域全体で神様に感謝をささげる大事な時間です。そんな豊年祭に足を運んできたので、感じたことをまとめました。
オンプールとムラプール
豊年祭は字(あざ)ごとに2日間にわたって開催されます。初日は「オンプール(御嶽祭)」、2日目は「ムラプール(村祭)」と呼ばれ、それぞれ異なる意味と役割を持っています。
オンプール(御嶽祭)
初日であるオンプールは、各集落の御嶽(拝所)で神事を執り行う日です。
午前中から各御嶽で催事が始まり、神酒の奉納や祈願が行われます。
また、午後には新川を除く3か所で奉納舞踊が行われます。
ムラプール(村祭)
2日目のムラプールは、集落の広場などで行われ、神事や奉納舞踊が行われます。
特に新川の真乙姥御嶽(マイツバオン)で開催される祭りは、登野城、大川、石垣、新川の四つの集落(四ヵ字)が合同で行うもので、島最大規模の祭りです。
旗頭(はたがしら)
ここからは、私個人で印象的だったことを紹介していきます。
まずは、豊年祭といえば、この旗頭。
旗頭は、ただ大きな旗というだけではなく、上部には太陽や鷲、稲穂などを模した立派な装飾が施されており、それぞれの集落の誇りと祈りが込められています。
今年は天気に恵まれ、広い空に掲げられる旗頭をみることができ、大変うれしかったです。

ツナヌミン(武者演舞)
夕刻、会場が高揚に包まれる頃、東西の武者が登場し、長刀や鎌を携えた演舞を行います。人々が支える板の上で行われる演舞は、緊張感と気迫に満ちています。
写真だとうまく伝わらないのが悔しいです。
こういった演舞を行うために、各集落の方々は日々練習を積み重ねていました。
そんな姿も近くで見ながらの豊年祭だったので、例年とは違った感動を得ることができました。

最後に
他にも語りきれないくらい、たくさんの演目や感動ポイントがありました。是非これを読んでくださった皆様にも豊年祭に足を運んでいただき、石垣島の伝統、迫力を体感してほしいです。
それでは、また来年の豊年祭で!


