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石垣島

八重山諸島

【隠れスポット紹介】石垣島から少し足を伸ばして・・「なにもないがある」黒島のご紹介!



おーりとーり!八重山HUBレンタカーのはるです。

みなさん、石垣島に行ったら何をして楽しみますか?

シュノーケリングをしたり、ビーチであそんだり、川平湾の絶景をボートで遊覧したり・・

ゆったりとした南の島の雰囲気の中、アクティビティ盛りだくさんで何回来ても楽しめる、そんな魅力的な場所ですよね。

でも逆に、予定を詰め込まずゆっくりとした時間の流れを感じる・・そんな楽しみ方はどうでしょうか。

そこでおすすめなのが、「なにもないがある」がキャッチフレーズの黒島です。

この記事では、黒島の魅力につい書いていきたいと思います。

黒島ってどんな島?


黒島は石垣港離島ターミナルからフェリーで30分の距離にある、小さなハート型の島です。
なんと人口より牛の数のほうが多いということでも知られていて、「牛の島」とも呼ばれています。

人口約220人に対して、牛の数は3000頭を越えています。

正直、観光地としては派手さはありません。
でも、島に一歩足を踏み入れた瞬間にわかるのが、その「のどかさ」。
車のエンジン音もほとんど聞こえず、どこまでも続く牧草地と、水平線。
ここでは時間が本当にゆっくり流れているように感じます。

黒島のスポット巡り

石垣島ではレンタカーが便利な移動手段ですが、黒島ではちょっと事情が違います。

島は小さく、主要スポットは自転車で回れる距離にあります。

港のすぐ近くにレンタサイクル店があるので、そこで自転車を借りてのんびりとスポットを回るのがおすすめです。

いくつかスポットを紹介してみたいと思います。

まずは有名どころの伊古桟橋。

石垣島から船が行き来していた古い桟橋です。現在は使用されておらず、2005年に国の有形文化財にも登録されています。海の上を歩いているような気分になれる満潮時や、朝焼けを見に訪れるのがおすすめです。

続いて、黒島研究所です。

1975年に設立された沖縄県でもっとも歴史ある海洋生物の研究所です。

研究所という名称ですが、常設の展示室があり、黒島に住む動物や民具などを展示しています。看板の形の通り、主にウミガメの研究をしている研究所になります。

何にもない道。

なんだかノスタルジーに浸れそうですね。


もちろん飲食店もいくつかあり、八重山そばなどを食べることができます。


さすがは牛の島。自転車を漕いでいるとたくさんの牛に出会います。

たま商店。

コンビニやスーパーがないため、黒島唯一の商店です。

日用品、雑貨、お惣菜等が販売されています。

西の浜(にしのはま)。

黒島の北西にある砂浜で、ウミガメが上陸する事もあるそうです。

夕日が綺麗なスポットとして有名です。

何もしない時間を味わう贅沢

観光地をどんどん回る旅に慣れていると、黒島はもしかしたら何もないなぁと感じるかもしれません。

でも、そんなときこそ「何もしない」ことを楽しみに来る場所だと思ってみてください。

自転車を止めて、風景をぼーっと眺める。

道ばたで立ち止まり、牛と目が合う。

昼食後に木陰でお昼寝する。

そんな、予定に書き込めないような時間こそが、黒島の魅力なんです。

地元の人との出会いがまた良い

黒島は観光客がそこまで多くない分、地元の人との距離も近く感じます。

飲食店や道端でそれとない会話が生まれたり、民宿でゆんたく(「ゆんたく」とは沖縄方言で「おしゃべり」という意味です。 民宿でゆんたくといえば、宿泊者同士でワイワイ盛り上がる会のことです。)が開催されたり。

島の人の自然体な人間味に触れると、「ああ、また来たいな」と思えるようになります。

最後に

石垣島に来るとアクティビティもたくさんあるので、有名スポットを回ることが多いかと思います。
でも、少し時間に余裕があるなら、黒島のような静かな離島で「何もない時間」を過ごしてみるのも、とても価値のある旅の形だと思います。

「のんびり感」のバランスをうまく取ってこそ、さらに島旅は面白くなるのではないでしょうか。

黒島はまさに「のんびり」の象徴のような場所。


次の石垣島旅行の予定に、ぜひ黒島を1日入れてみてはいかがでしょうか。

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